韓国の人気化粧品成分分析家「ディレクターパイ」
22年間で培った理論と実践ノウハウ
毛穴のケア方法
スキンケアには必須のクレンジングから広がった毛穴を引き締める毛穴パック、スキンケアはもちろん生活習慣まで。
肌のタイプ別の毛穴のケア方法と肌に優しい化粧品の選び方ガイドを一緒に見ていきましょう。仕事を終えて家でも簡単に毛穴をケアすることができます。
ディレクターパイが教える毛穴がきゅきゅっと引き締まる毛穴のケア
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毛穴ケアのためのクレンジング方法を教えてください。
「できる限り毛穴を刺激せずにブラックヘッド、ホワイトヘッドなど毛穴の奥の老廃物を落とさなければいけません。皮脂や油分を調節するためにあぶら取り紙やAHA,BHAなど刺激のあるクレンザーを頻繁に使ってしまうと油水分バランスは崩れてしまいます。肌自体の油分を過度になくしてしまうと水分も減ってしまいます。そうすると皮脂、角質などのカスが毛穴の外へと出て肌トラブルを引き起こすこともあります。
まず、ぬるま湯でシャワーをして毛穴を広げてあげます。肌のコンディションに合ったクレンジング製品をホワイトヘッドが多い顎やブラックヘッドが多い鼻をマッサージしながら溶かしていきます。クレンジングオイルが乳白色になるように水をつけ、 乳化したあと水にさっとつけたクレンジングパフを肌のキメに沿ってやさしく拭います。細かい繊維で毛穴の奥の老廃物を吸着させ皮脂や角質などを落とす方法です。この後もう一度水で洗顔をしてクレンジングを仕上げます。」
低刺激で角質除去ができる拭き取り用化粧水を見に行く
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毛穴を減らす方法として穀物パックをオススメしましたが、その理由を教えてください。
「穀物パックは毛穴の大きさを小さくするのに効果的です。
特に米ぬかの粉はレチノール(ビタミンA)を含有しており、低刺激の角質除去と毛穴のケアを助けます。肌にやさしい原料なため、肌が敏感な方も使うことができます。
また、鉄分、ミネラルなど抗酸化物質とビタミンB1,B6を含有しており肌のトーンを華やかにする効果もあります。
まず、米ぬかの粉を水に溶かします。パックが水っぽくならないように注意してください。
あまり水っぽいと毛穴の引き締めが弱くなってしまいます。
米ぬか粉パックを顔に塗る際には手よりもブラシを使用するのがいいですよ。
ブラシを使用すると肌のキメに沿って均一に広げながら塗ることができます。
毛穴で悩みのある部位には厚めに塗っても大丈夫です。15~25分ほど待ったあと、
肌のキメに沿って内側から外側へと洗い出してください。粉が固まってしまい落ちづらい場合にはぬるま湯をつけてしっとりさせてからきれいなブラシでやさしく洗ってください。」
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穀物パック以外にも毛穴ケアに良い化粧品はありますか。
「肌の熱温度を下げる肌の沈静・クーリング製品がいいですよ。」
クーリングには1,2-ヘキサンジオールが、毛穴を縮小・ハリにはヘキサンジオールとヒアルロン酸成分が良いです。ただ敏感肌には肌の弾力を上げる成分は注意しなければなりません。敏感だったり、スキンバリアが崩れて肌の赤み、弾力低下、つっぱりなどが起こった肌には弾力成分が入った製品を使ってもあまり効果を期待することができません。
かえって肌がさらに敏感になってしまい、乾燥してしまいます。
肌を落ち着かせ、十分な水分を与えることによってスキンバリアを強化させてあげてください。
粘度のある製品を一つ塗るだけでも十分な保湿効果を実感することができます。
粘度の程度はスキントナー、ローションの中間程度のエッセンススキンをオススメします。
スキンケアの段階では製品を3回塗る「3滴セラム法」を実践してみてください。
肌のキメの間の乾燥を満たし、そばかすやニキビ跡などが薄くなります。
肌をこすったり、強くたたいて肌に刺激を与えないようにしてください。
肌を刺激してしまうと毛穴は広がり、敏感肌になってしまいます。」
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毛穴が心配な人にメッセージを。
「働いている人たちの毛穴が広がり、ハリが失われる大きな要因は夜間労働、夜更かしによる睡眠不足と生活でのストレスです。睡眠不足、不規則な運動、コーヒー、飲酒などを繰り返してしまうと肌のハリは落ち、毛穴は大きくなっていってしまいます。
すでに大きくなってしまった毛穴を完璧に小さくするのは難しいですが、毛穴がさらに開いてしまわないよう防ぐことはできます。肌の再生が一番活発な時間である22時から夜中の2時の間の睡眠時間を延ばさなければいけません。
ぐっすりと眠るためには寝る前にスマートフォンを使用しないようにする習慣も必要です。
普段ストレス解消のために運動などをすることもいい方法ですね。」
ここまで、ディレクターパイの毛穴へのアドバイスを一緒に見てきました(^^♪
ここまでお読みいただきありがとうございました。
みなさんの美容のお手伝いはぜひクレアスにお任せを！